ティルヴァンナーマライの
街の中心にそびえるアルナーチャラ山は、
シヴァ神そのもの、御神体と言われています。
いつかは行きたいという数年前からの願いがやっと叶いました。

アルナーチャラ山は岩山です。

こんな石段を登り、
その中腹から見えるゴープラムという白い寺院、
これもあとで書きますが、
山から街を見下ろしてこのサイズで見えるということでかなり大きいです。

ここをさらに登ると、聖者が瞑想した洞窟がたくさんあります。
まずはスカンダアシュラム、

公式HPより
スカンダアシュラム:
大寺院を見下ろす丘の上にあるこの美しい木陰の庵は、バガヴァーンが 1916 年から 1922 年まで住んでいた場所です。
バガヴァンとはラマナマハルシのことです。
中は写真撮影不可です。
小さな建物で、外の石の椅子に座りとても気持ちよく瞑想できました。
ここからさらに登っていきます。

聖者ヴィルパクシャの洞窟。
公式HPより
ヴィルパクシャ洞窟 :
神聖な「オーム」の形をしており、聖者ヴィルパクシャのサマーディが収められています。
バガヴァン シュリ ラマナは 1899 年から 1916 年までここに住んでいました。
両方の洞窟は、訪問者の利益のためにシュリ ラマナシュラマムによって保存および維持されている史跡です。
ヴィルパクシャスワミについて聞いたお話です。
ヴィルパクシャスワミは500年前にいらっしゃった方で、灰の聖者の言い伝えがあります。
ある日、自分の肉体の消滅であるサマーディを悟った聖者は、一緒に瞑想していた弟子たちに洞窟を出るように言い、
明日来るように、と伝えたそうです。
翌日行ってみると聖者の姿はなく、そこは灰だけがあったそうです。
その灰は数100年もの間大切に保管され続け、
アルナーチャラに来られたバガヴァンに渡され、
ラマナマハルシがここを作ったそうです。
聖者は灰になれるのですね。
もうひとつ、
ナマシヴァヤスワミの洞窟。
この聖者も500年前の方で、肉体の消滅であるサマーディを悟り、自ら穴の中へ入っていったそうです。
ここは外側の写真もないのですが、
ここに聖者がいて、私にはエネルギーが強すぎて、一歩しか入れませんでした。
今もインドに聖者は絶対にいます。
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