旅のこと 2「お祝い」
- yogastudiosifar
- 2018年3月16日
- 読了時間: 2分
こんにちは。
今日はお祝いごとなどのお話です。
ちょうどこの時期に合わせて、たくさんのお祝いごとがありました。
今回のアドバンスコースとアーユルヴェーダコースのスタートに、
象の神様ガネーシャへの祈り ガナパティホーマに合わせて、スワミガヤトリナンダ先生の90歳のお誕生日。

そして、シヴァ神のお祭り、シヴァラトリ。
シヴァとパールバーティの結婚した日を祝って、翌日の朝まで、一晩中シヴァ神のマントラを唱え続ける、というなんともインドらしいお祭りです。
この日にシヴァのマントラを唱えると、全ての罪は許され、全ての障害と問題は取り除かれて、全てから解放されます。
シヴァナンダアシュラムに毎年行っている方からさらに詳しく教えていただいたのですが、人によっては断食をして食欲というラジャシックをコントロールし、不眠不休で祈るのは睡魔というタマシックをコントロールする意味があるそうです。
さすがに翌日もトレーニングなので私は寝ましたが、先生方やスタッフの方は寝ずに一晩中唱えて朝を迎えていました。
トレーニングでなければ次回は一晩チャレンジしたい。


そして数日後には、スワミドゥルガナンダ先生の75歳のお誕生日を祝うビックイベント。

このお祝いに世界各国から10名以上のスワミたちが一気に集まりました。 こんなことはなかなかないそうです。 ステージ上はオレンジのスワミたちでいっぱい。

そのお祝いとして、毎晩7日間連続で聖典のお話を聞く、「バガヴァタン サプタハ」という記念イベントもありました。

生まれながらに代々こういった儀式をする家系なのだそうです。
晩年ビシュヌデヴァナンダ先生は、このような聖典を聞くことをよくされていたということで、今回20年ぶり?くらいとても珍しいイベントだそうです。
古典の7日間と実際の7日間を意味付けた貴重な会でした。
最終日近くには、女神たちデヴィを讃えるデヴィプジャ。

これは特に印象的で、ここ数年、私も気づかずにいた心にある何かが解放されて、何かが解決しました。

ひとりずつ、お花と赤い粉を、108回のマントラとともに火に捧げます。

その間もずっと、
魂に呼びかけてくる言葉が降りてきて、
それを浸透させる時間が充分にあること、
これが「幸せ」を超えた「至福」なのだと実感した日でした。
Comments