お盆休み
- yogastudiosifar
- 2024年8月15日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年8月15日
お盆休みですね。
今回はまとまったお休みは取りませんでしたが、
ちょうど定休日でしたので、
お墓参りに行って
鹿落堂さんでゆっくりして
よき休日でした。


そして今日は終戦の日。
5月に亡くなった祖母は、行年101歳なので、
戦争中は20歳くらい、青春時代は戦争ということになります。
恥ずかしながら、こういったことをあまり気にしてこなかったのですが、
先日祖母が亡くなってから、改めて祖母の人生というものを考えました。
祖母の弟にあたる大叔父が話してくれたのは、
10人兄弟の上3人の兄が全員戦死し、
4番目だったうちの祖母が、急に7人兄弟の長女となったことでした。
そして祖母自身も、爆弾でヒザを怪我して、いつもヒザは痛がっていました。
自分の近くに落ちてきた爆弾とは、どれほど怖い経験として残ったことでしょう。
戦争の話はあまり聞くことがありませんでしたが、今になって改めて、
祖母が日本中のお寺に参拝し、
御詠歌のグループに入り、
数回お遍路さんにも行き、
お仏壇もご先祖様も大事にし、
いつもお寺に熱心に行っていて、
お参りしたものがたくさんたくさん、葬儀屋さんが驚くほどの量が出てきて、
こういった経験があったからだったのだと祖母への想いもまた変わりました。
最初は、私が修行好きなのは祖母譲りかな?くらいに軽く思っていたのですが、そんな表面的なものではなかったと思います。
私にとって祖母は、生まれた時から祖母、としか思っていなかったのですが、
彼女にも、子ども時代があり、
青春があり、
戦争を経験し、怖い思いをし、
お嫁に行って、お姑さんになり、
孫が生まれて私と出会う、という長い人生を歩んできたんだと、
祖母を「私の祖母」としてでなく、
一人の人間として理解できるようになりました。
この理解はヨガの考え方からの広がりのおかげです。
祖母と具体的にこういった話はできませんでしたが、今私が祖母のことを思い出していることを喜んでくれていると思っています。
そういったことも含めて、
よき一日でした。
明日からまたよろしくお願いいたします。
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